新型コロナウイルス(COVID-19)、企業のリスクマネジメント・危機管理チームが取り組むべきこと

2020/11/04 05:19:18
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新型コロナウイルス(COVID-19)、企業のリスクマネジメント・危機管理チームが取り組むべきこと

英国政府によるロックダウンの解除は「各企業による万全な感染防止対策の実行」が大前提となっています。条件を守らずに事業を再開すると厳しい罰則が課せられるリスクがあります。事業再開させるには、まずは、リスクアセスメントが必要です。

企業へのアドバイス
1、日本人(駐在員、スタッフ)が、先導して感染防止対策の作成に関わる。
2、Health and Safety(ヘルス&セーフティー)専門家の意見やサポートをお願いしながら、感染防止対策を作成する。
3、日本本社との連携を取り、現地の状況や習慣を優先、考慮しながら感染防止対策に必要な物を購入する。

新型コロナウイルス、COVID-19 Risk Assessment(リスクアセスメント)とは?
•Health and safety Law 1974 (1974年労働衛生安全法に従い、企業側が、事前に職務上で危険な要素、行動、状況、物を察知・評価して、社員への感染を最大限に守る計画事項である。
•接触感染リスクが高い物:PC、書類、床、壁、ドア、窓、電話、洋服、トイレ、キッチン など、表面にウイルスが付着している可能性がある物を特定する。
•飛沫感染のリスクが高い場所:店内、オフィス、会議室など密閉された場所での感染。近距離での社員と社員のコミュニケーションから感染リスクある場所を特定する。

スペイン風邪に学ぶ
このスペイン風邪は、1918年から1919年にかけて3度も大流行したインフルエンザパンデミックです。
第一波は、1918年3月に米国とヨーロッパで始まり、夏にかけて大流行しました。第二波は同年の晩秋に起こり、フランス、シエラレオネ、米国で同時に始まりました。そして、最後の第三波は年明けた冬の時期、すなわち1919年初頭に発生しました。この際、オーストラリアでは、国境を事実上閉鎖することによりスペイン風邪の国内侵入を6ヶ月遅らせることに成功しました。日本でも約40万人死者が出しました。

楽観的、悲観的シナリオを前提におき、且、英国政府の方針、条件を守る事業再開計画を、ヘルス&セーフティー専門家のアドバイスを受け、リスクアセスメントを行うことです。

お問い合わせ先
TMC WORLDNETWORK LTD
Tel: 020 3879 1743
Email: shuichi@tmcworldnetwork.co.uk
Web: https://www.tmcworldnetwork.com

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